toeicを塗り絵で攻略【正解する確率が2倍に】

TOEICでの解答法の1つ「塗り絵」についてまとめてみました。

TOEIC試験の後半のReadingセクションで、塗り絵をしてしまう可能性が多いです。

この「塗り絵」をうまく活用して、本来であれば取りこぼしてしまっていたReadingセクションで、点数をとり、正解する確率をあげるためのヒントを共有したいと思います。

ちなみに「塗り絵」は、カンニング等とは違い悪いことではないです。

受験者の8割以上の方は、塗り絵をしていると思うので白紙回答も良いですが、塗り絵で少しでもスコアを上げる方が良いと思います。

塗り絵で正解できる確率

TOEICテストの解答方法は言うまでもなく、マークシート方式で、選択肢4つの中から、1つの正解を導き出すものです。

単純計算でいくと、選択肢A~Dの中からランダムで1つ選んでいくと、正答率は1/4、つまり25%になります。

しかし、正答率を25%以上にあげることも可能であるという情報も散見されます。

その方法は、ランダムでマークシートの解答欄を塗りつぶすことをやめることです。

具体的には、選択肢B、C、Dなどを多めに塗り潰すと正答率が25%以上になるという検証結果がネット上で報告されています。

(ネットではAの正解率が低いと検証されています。)

しかし、どれだけ考えて塗り絵を行っても、25%からの正答率の上昇が見込めるのはほんの数%といったところです。

塗り絵よりも、確実に正答率をあげるためのリーディングセクションとリスニングセクションでの私の個人的な裏技をシェアしたいと思います。

リーデングパートの裏技

リーディングパートでの裏技を紹介します。

裏技①

問題文を読む必要があるかどうか見極め、必要がない場合は全て読まずに答える。

読む量が多いリーディングパートですが、実は問題文を全て読む必要がない場合があります。

それはリーディングのPart5やPart6です。

選択肢を見て、時制や単語の品詞を問う問題は、基本的にその空欄の前後を読むだけで、解ける場合が多いです。

まずは、選択肢に先に目を通し、問題文を読む必要があるかどうかを確認しましょう。

裏技②

長文問題は、先に選択肢を確認。

裏技①に関連する内容ですが、Part7の長文問題も、場合によっては問題文を全て読まなくても解ける場合があります。

選択肢を先に読み、その内容に関連する部分のみを問題文から探しだし、解答するという方法です。

ただし、このやり方は、問題文を全て読まないため、内容の前後関係の把握が難しく、内容を正しく拾えない可能性もあります。

解答時間の大幅な短縮ができるので、選択肢を読むだけで、解答できないか試してみる価値はあります。

選択肢の傾向をつかむ

リーディングの裏技に関するところで、「選択肢を先に読んでおく」という方法を紹介しました。

ここではそれに付随して、絶対に選んではいけない選択肢の傾向とそれを選ばないために気をつけるべきことを共有します。

補足① 

問題文に全く関係のない選択肢に注意。

よくあるひっかけの選択肢の一つが、この問題文にかすりもしない内容が記載されている選択肢です。

これは一番わかり易いひっかけの選択肢なので、問題文を正しく読んでいれば、ひっかかることはまずありません。

補足②

正解と思わるが、よく読むと主語や日時が問題文と異なる選択肢。

この②の選択肢は少々厄介な、試験者のミスリードを誘う選択肢です。

問題文に書いてある内容が書いてあるのですが、よく見ると、その動作を行う人が違っていたり、または、納品日が違う日程で書かれているなど、細かなところが問題文と異なるパターンです。

このような選択肢を見た場合は、その選択肢の主語や、日時などを、問題文と照らし合わせるようにしましょう。

このような細かなところに気をつけることで、うっかりミスを格段に減らすことができます。

リスニングパートの裏技

リスニングパートの裏技を紹介します。

その前に、リスニングの問題を解くにあたり、一番大事なことをお伝えします。

「次の問題の音声をできるだけ余裕を持って聞ける体制をとる。」

「選択肢を出来るだけ先読みしておくこと」

この2つは非常に重要です。

もし、実践されていない場合、ぜひ次のTOEICで取り入れてください。

それでは裏技を紹介します。

裏技① 

正解だと思う箇所にチェックを入れ、塗りつぶしはまとめて行う。

リスニング問題を聞き、解答する際は解答欄に線を引くなどして、チェックを入れておきます。

そして、後でまとめてチェックした箇所のマークシートを塗り潰すと時短になります。

塗り潰す時間は、選択肢を先読みする時間にしてしまった方が効率よく問題を解くことができるからです。

裏技②

明からさまなキーワードの選択を避ける。

この裏技は、Part2におけるものです。

Part2では、設問文で読まれた単語が挿入されている選択肢は選ばないようにしましょう。

例えば、設問で「What is he going to do this afternoon?」と聞かれたとします。

そして答えの選択肢の中にafternoonと同じ音が含まれる「at noon」という単語があったとします。

これは明らかなひっかけの選択肢であるため、決して選ばないようにしましょう。

Part2で万が一答えがわからなかった場合は、同じような音の単語が入っている選択肢は切り捨てて、残り3つの中から選ぶようにしてください。

選択肢を一つ切り捨てるだけで、単純計算で正答率が約33%に上昇します。

さらに、迷う時間が相対的に減り、次の問題の音声を余裕を持って聞くことができます。

TOEICのタイムマネジメント

TOEICは試験時間が長時間になるため、タイムマネジメントが必須になります。

何も間考えずやみくもに解くと、最後のPart7で時間が足りずに残念な結果になってしまうというのが関の山です。

そこでここでは特に、リーディングパートの時間配分の目安を紹介したいと思います。

私はPart7の長文問題に多くの時間を割きたいため、ざっくりと以下のように時間配分を設定しています。

Part5、Part6を25分程度で解く。

Part7を50分程度で解く。

様々な英語学習サイトでは各パートや設問ごとに、きっちり時間配分を設定して紹介していますが、あまりきっちり決めすぎると、万が一それを守れなかったときに、試験中に焦ってしまうので、ざっくりと目安を決めるようにしています。

もちろん、Part5、Part6は時間をかけずに(出来れば、15分~20分程度で)解いた方が良いことは言うまでもありません。

しかし、試験中に一番大事なのは集中力とメンタルです。

自分の集中力を持続させながら、精神的な余裕を持って試験に取り組めるために、常に「これくらいは大丈夫」という余白の時間を設定するようにしています。

TOEICの正解率を上げる方法

TOEICの正解率を上げるためには付け焼き刃的な方法と、地道な勉強から得られる知識や経験則的な方法があります。

前者は、この記事でも紹介した、ある程度選択する答えを絞って塗り絵をする方法です。

これはかなり限定的な話ですが、時間が足りずに、解答用紙を白紙で出すよりもB~Dを塗り絵した方が単純に正答率があがります。

しかし、この方法だけでは、安定して正答率を上昇させることができません。

もう一つの大事な後者は、普段の勉強から本番の試験を意識することです。

普段の何気ない勉強から「この時間は10分以内に解こう。」と目標を決めて時間配分を設定したり、先に選択肢から読んで、少しでも早く問題を解く練習を行ったりすることが大事です。

本番に向けて、何度も勉強を重ね、本番でどうしても解けない問題に出くわしたときは塗り絵を行うという方法が、単純ですが、正答率をあげる近道です。

【追伸】

TOEICである程度のスコアをだせた私ですが、実際の英会話能力は全然ダメでした。

TOEICのスコアは良いに、英会話できないの?って言われたこともあります。

そんな悔しい思いから、英会話ができるようにあらためて勉強を開始しました。

今ではネイティブと楽しく話ができるようになり、悔しい思いはすることはありません。

TOEICが自分の評価につながるのは理解していますが、今では人前で恥ずかしがらずに英語でコミュニケーションが取れることが大切と思っています。

これが自分の価値を最短であげる方法と思いますので、英会話を目指している場合参考にしてください。