オンライン英会話の大手であるネイティブキャンプ。
月額でレッスンが受け放題の英会話学習アプリで、英語学習者であれば無制限にレッスンを受けられます。
レッスン受け放題というそのメリットから利用者も多いです。
月額料金はいくらなのか、英語習得にどの程度のサポートがあるのかなど、始める前に知っておきたいこと。
今回は利用してみたからこそわかったメリットデメリットなど、ネイティブキャンプの教材についてを中心にお伝えしていきたいと思います。
目次
ネイティブキャンプの教材は無料なのか
ネイティブキャンプの教材は基本的に無料です。
ただ有料教材もあり、希望する人はその教材を購入してレッスンすることが可能です。
有料教材で有名なものでカランレッスンというものがあります。
通常の４倍の速さで英語を習得できるというメソッドで人気の教材です。
他にもたくさん種類があるので詳しく紹介していきたいと思います。
・Callan Method(カランメソッド）
英会話を通常の4倍の速さで習得することができるとされている、イギリスで開発された教材です。
講師は一方的に速度の速い英語を話し、レッスン中の質問は禁止ですので非常に特徴のあるレッスンです。
慣れるまでは少し大変かもしれませんが、講師はしっかりと指摘をくれますので短期間で本気で学びたい人にはおすすめの教材です。
・Callan for Business(ビジネスカラン）
カランメソッドのステージ8まで完了したレベルの方が対象ですので、中上級者向けです。
ビジネスシーンで英語を使いたい人向けの教材です。
こちらもレッスン中の質問は禁止など、ルールはカランメソッドと同様です。
カランメソッド８まで完了してからこちらを受講しましょう。
・Callan for kids(カランキッズ）
『カランメソッド』のキッズバージョンです。
中学英語レベル以上の方におすすめで、お子様のみならず英語から離れていたけれどまた英語を勉強したいと思っている大人の方にもおすすめです。
こちらもレッスン中の質問は禁止など、ルールはカランメソッドと同様です。
*こちらはebook版のお取り扱いはありません。
・LET’S GO(レッツゴー）
こちらはベストセラーにもなっている児童教材で、世界的に人気です。
オールカラーで描かれているイラストがとても可愛く、視覚的にも見やすいです。
就園前の小さなお子様から利用することができるので、幅広い世代におすすめです。
※無料で受講可能ですがレッスンの際にしか見られませんので、自習や復習のために必要な方はペーパーバック版をおすすめします。
・ENGLISH FOR EVERYONE(イングリッシュフォーエブリワン）
カラフルなイラストで文法、語彙を視覚的にわかりやすく学習することができます。
リスニングや実践的な問題もあるので、英語力の基礎であるスピーキング、リーディング、ライティング、リスニングをバランスよく固められる教材です。
・NATIONAL GEOGRAPHIC LEARNING(ナショナルジオグラフィックラーニング）
中級?上級レベルの方向け
文化や旅、社会的なトピックスをカラーの写真とともに学んでいくことができます。
色々なアクティビティーが選べるので、語彙力や読解力などバランスよく強化することができます。
・実践！仕事の英語
エピソードごとに同じ登場人物がでてきますので、感情移入したり内容を楽しみながら学ぶことが可能です。
リーディングやロールプレイもあるので飽きずに学べます。
英語訳も最後に載っていますので日本語を話せない講師とも安心して受講することができます。
以上が有料レッスンの教材です。
この他にある無料教材には、フリートークを含めて２０種類ほどあります。
クオリティーも有料教材に負けず高く、自分に合ったレベルの教材を選ぶことができます。
有料テキストを選択しなくても十分に英語を学ぶことが可能です。
テキストは印刷された紙の本なのか
ネイティブキャンプのテキストは基本的には紙のテキストではありません。
アプリで講師と通信、会話しながら画面にはテキストが表示されるようになっています。
基本的にはレッスンの際に見るだけですので、本に書き込んだり持ち運びたい方はペーパーバック版 (紙のテキスト)を購入することも可能です。
ebookとは何か？
Ebookとは電子書籍のことです。
スマホやタブレット、PCから教材の閲覧が可能です。
ネイティブキャンプでは教材を閲覧するためにカランメソッドアプリをインストールする必要があります。
あらかじめ、カランメソッド教材（ebook版）を購入しその後アプリをインストールします。
やり方は通常のアプリインストール時と同じですので特別に難しいことはありません。
自分に合う教材、コースの選び方
まず、マンスリースピーキングテストを受けることをお勧めします。
マンスリースピーキングテストとは毎月一回受講できるスピーキングテストです。
AIを使って診断されており、語彙、文法、流暢さ、発音を測って評価されます。
これによってあなたの英語力を知ることができ、あなたに合った教材を提示してくれます。
これにより、簡単に自分にあった教材を見つけることができスムーズに英語を習得することが可能です。
また日本語対応している講師によるカウンセリングもあり、月に一度学習相談することが可能です。
ネイティブキャンプでの学習で行き詰まっていることはもちろんのこと、カウンセラー自身も講師でありながら英語学習者であることが多いので親身になって相談に乗ってもらうことが可能です。
同じ月に２度受けたい場合はプラス100コインで受講することも可能です。
私はこうやって教材を選んで使っている
ネイティブキャンプには初心者から上級者まで対応しているため色々なコースがあります。
文法、発音、フリートークなど全方向から英語を学習することができますので、自分が今伸ばしたいレッスンをすぐに受けることができます。
私の場合は講師によって受ける教材を変えたりします。
例えば、ネイティブの講師(英語を母国語としている)からレッスンを受けるときは発音コースを選びます。
予約をせずに、つまり追加料金なしでネイティブの講師を選べたときはそのメリットを最大限に活かすために発音レッスンを選択します。
私にはとても印象的だったレッスンがあります。
アメリカ人の先生から発音のレッスンを受けた時のことです。
その先生は私に英語はlazyなんだと言いました。
全てを発音する必要はない。
“T”を発音しないでみてごらん。
そう言われたので私はその文章の単語についた語尾のtを全て発音しないでリーディングしました。
すると、今までになかったほどすらすらと読めている実感がありました。
レッスン後、私は自分が読んでいるところ録音して聞いてみました。
すると本当に発音が良くなっていて私は感動しました。
この経験はその先生だったからできたものだと思いますし、その先生に出会えたのはネイティブキャンプを利用していたからこそです。
遠い国の育った環境も違う、日本にいるだけでは出会うことのなかった先生に出会えるという機会は私にとってはとても貴重で素晴らしいものだと感じました。
使って感じたデメリット
基本的に無料の教材で十分ですが、カラン(有料教材)を使う場合はレッスンを予約する必要があります。
その場合コインを購入しますが講師により予約金額は異なります。
ネイティブの講師だとその金額は高い場合が多いので注意が必要です。
コインについて
基本500コイン1000円です。
サービスコインというものがありコインをまとめ買いすると、購入額に応じてサービスコインをもらうことができます。
1600コイン3000円
2700コイン5000円
5500コイン10,000円
コインには有効期限があります。
購入コイン、購入から180日
サービスコイン、付与されてから６０日です。有効期限内に使い切るよう注意が必要です。
カラン教材を使用する場合、毎月の月額料金＋テキスト代＋予約代がかかります。
毎回予約料金がかかりますので安くはないと感じます。
長期的に継続するにはそれなりの出費があると考えてからスタートされることをお勧めします。
