もうずいぶん古いドラマになりますが、現在放映されている数々の海外ドラマの先駆けというべき存在のフレンズ。
男女6人がわいわいしているドラマです。
日常会話で構成されており、聞きやすい、親近感もあり、そして楽しい!
英語を勉強するのに、こうだったらいいな、が詰まっています。
こんなにいい英語教材はほかにないかもしれません。
目次
フレンズを使った英語の勉強法
エピソードは各20分程度で、基本的に起承転結、なので、ものすごくよくまとまっています。
まずは見てみましょう。
なんとなくしかわからなかった・・・で大丈夫。
できたら数回見てください。
何度か見ているとセリフも少し聞き取れるところが出てきたり、繰り返しのうちに、最初はわからなかったセリフも、理解できるようになるかもしれません。
このへんで、英語の字幕をONにしましょう。
今度はセリフが英語で出てきます。
これを見ながら、ここは聞き取れていた、ここはこう言っていたんだ、と、答え合わせをしてください。
これも必要であれば数回繰り返しましょう。
このあと、今度は日本語字幕を出しましょう。
ここで理解できていなかった部分を完全に理解し、なるほど、と思ってください。
新しい言い回し、使いやすそうなフレーズ、いろんなものが出てきます。
どんどんメモしてしまいましょう。
英語学習者にとって、学習しているからこそ、英語は難しいと思う方も多いはずです。
でも難しい日本語と比較すると、全然!です。
それに、日本語では長くなってしまう文も、英語なら一言でばしっと言えることも多いんです。
わたしは英語は、楽できる言語、だと思っています。
なので、字幕と合わせて、これは使えると思うフレーズはどんどん吸収しましょう。
中級者以上向けになりますが、もしできたら、このあと、シャドーイングもしてみましょう。
耳で聞いて、それを口真似していきます。
これをすることで、リスニングの力もついてくるおまけつきです。
海外ドラマで日常会話を学習
例えばカフェにみんなが集まっているシーン。
誰かがお店に入ってくると、挨拶があります。
How are you doing, guys?
Yeah, I am doing great, how about you?
もうこの挨拶は、フレンズの中には何百回と出てきますから、シチュエーションごとに挨拶をしっかりと覚え、身につけるとてもいいチャンスです。
仕事でこんな嫌なことがあった。
こんな素敵な人に出会ってしまった。
家族ともめた。
当たり前の日常、その会話をぐんぐん吸収することができるのが、フレンズの素晴らしいところです。
エピソードにはタイトルがついているので、使えそうなエピソードをどんどん見ていきましょう。
英検やTOEICに効果があるのか
わたしは、ある!と思います。
今回御紹介した方法で見ていただくと、
聞く、聞く、聞く。
英語字幕を見ながら、聞く、聞く、聞く。
今度は日本語字幕を見ながら、聞く、聞く、聞く。
この時点で、英語で聞くということを繰り返し、意味を把握しているため、リスニングはもちろんのこと、全体的な英語力UPにつながります。
また、ネイティヴの会話を聞き取っているため、TOEICのリスニングのセクションは点数UPも見込めます。
また、文法の方も、聞き取りができ、英語の癖をつかめば、文の中でどのように前置詞が使われているのか、どのように形容詞や副詞を使うのかと、理解できてきます。
英語力の底上げにぴったりの方法だと思います。
シャドーイングに挑戦!
英語を学習していると、必ず出てくるシャドーイング。
わたしは通訳ですが、必ず通る学習法です。
耳で聞いた音声を少し遅れて口真似します。
理想的には聞いたことのないものを聞くことが大切とされますが、ここでは初心者の方にも楽しんでいただけるよう、シャドーイングの手前だと思っていただきます。
例えば、フレンズのワンシーン。できるだけゆっくり話している部分を選びましょう。
そこを聞きながら口真似します。
音をそっくり同じに出せるよう、とにかく耳に集中してください。
何度も練習が必要になります。
どんどん繰り返してください。
そして今度は英語字幕を入れます。
そこで自分がなんと言っていたか理解することができます。
例えば、when you are done, just let me knowというセリフがあったとします。
文字で見てしまうと、前半4語、後半4語の構文です。
でもネイティヴの発音ですと、単語が繋がっているため、1ワードづつに聞こえるはずです。
Whenのnとyou、youのuとare、areとdone。
Whenニューアーダン、のように聞こえるはずです。
Let me knowの箇所はletのtはほぼ聞こえません。
そして3語はほぼ繋げて読んでいるはずです。
またjustのtもほぼ音は出ていないことでしょう。
これを口真似していくということは、発音がよくなるだけでなく、耳も英語に慣れ、また癖が理解できてきます。
これは英語学習で、日本ではなかなか触れないところだとわたしは思っています。
しっかりと耳で聞き、口真似するということをマスターしましょう。
シャドーイングがうまくできないときはどうしよう?
いいこといっぱいのシャドーイングですが、上手にできない、ということもあるかと思います。
まずはそんなときは、聞くもののスピード、内容を見直しましょう。
例えば、フレンズのシーンの中でも、静かなところでゆっくりと話しているものを選ぶ。
そういうふうに対応してみてください。
口が回らないというときは、もしかしたら日本の教育課程で習った、しっかりと発音する、が身についていて、スピードに追い付けないのかもしれません。
Vの音などいい例です。
唇をかむとわたしたちは習いましたが、vの音のたびにそんなことしていたら、間に合いません。
さらっとかする程度できちんと音は出ます。
大切なことは、耳にした音と同じ音を自分が出す、ということに集中することです。
フレンズの面白い活用法
こうやってフレンズで英語の学習をしていただく際に、もうひとついい特典があります。
6人の男女の英語が、それぞれ少しづつ性格によって違っています。
ですから、聞き取り、シャドーイングも、今日はレイチェルだけ。
明日はモニカ。
その次はジョーイ、と、選んで聞き取り、6人分の英語を体感できることです。
これはとても大切なことで、いろんな英語にいろんな言い回し、その人独特の言い方があります。
英語を聞くのが大切なのは、たくさんの人の英語を耳にし、それを身につけていくこと、いろんな言い回しを、いろんな世代、性別、性格の人の英語で聞き、英語の癖を理解すること。
これができれば、幅がぐっと広がり、英語という言語に対し、こういうのもありなんだという、一般論的な感覚が身につきます。
例えば、方言、例えば男性らしい言い方、例えば怒ったときの言い回し。
みんな人それぞれですが、それを6人分理解することができるというのは、とても大きいと思います。
フレンズは学習にいいだけでなく、番組そのものが本当に面白いです。
ジョークもあり、悲しい話、幸せな話、喧嘩もするし、病院にも行く、ペットが出てきたり、過去の彼、彼女、パーティ、ビジネスシーン、家族、もう本当に様々な「普段」がこれでもかというほど出てきて、それを使えるようになれば、頼もしい英語力がつくことは間違いありません。
楽しみながらの学習。
飽きることもありません。
是非お試しくださいね。