若いうちから社会人として自分の価値を高めるべき!
英語ができないとこれからの時代生きていけない!
最近、こんな話をよく聞きます。
社会人になってから、ちゃんと英語を勉強しようという人はとても増えています。
でも、何から始めれば良いのかサッパリわからない・・・。
なんてことありませんか?
私も同じように悩んでいました。
学生時代の英語の成績は3で、特に好きでもなかった。
中学生レベルの英語がやっとという程度だったんです。
そんな私が5年間英語を勉強してきて、社会人におすすめの勉強方法がわかりました。
何から始めてどんな勉強をすべきなのか、解説します!
オンライン英会話をやればいいの?
英語の勉強というと、私はオンライン英会話というイメージを持ちます。
でも一番いい方法はオンライン英会話なのか?と疑問に思いました。
どういうことかというと、社会人が英語を勉強するときの一番の問題、それは「時間」。
学生時代のように勉強する時間なんかなくて、仕事で疲れて帰ってくるだけ。
ゲームもしたいし漫画も読みたいし…。
とにかく時間がなくて勉強時間なんて確保できない。
時間を取ってオンライン英会話をやるなんで無理じゃないですか?
1日5分のオンライン英会話とか挨拶だけで終わっちゃいます。
だからスキマ時間を見つけてちょっとだけってほうがいい。
他の方法としてはスマホアプリと参考書などのテキストがありますね。
スキマ時間にパッと手にとってやるんだったらアプリのほうが良さそう。
電話、LINE、Twitter、Youtubeなどいろいろな目的で手元に置いて置くことが多いです。
時間ができたからちょっとだけやっとこう、ってことがしやすいと思うんですよ。
ということで、時間のない社会人におすすめな英語勉強は「アプリ」です。
では、どんなアプリを使って勉強するのがいいのか、勉強方法とともに順番に説明していきます。
最初はインプットから始める
英語を勉強するなら最初はインプットから始めたほうが良いです。
「インプットって何?」という疑問もあるかも。
英文法・単語などを覚えたり、リスニングのトレーニングをすることです。
「なんでインプットから始めるの?」理由を説明します。
英語に限らず、外国語をいきなり話すのって無理です。
何も知らないんですから、単語さえ出てきません。
知ってる英単語を並べたてるだけならできるかもしれませんが、会話になりません。
「この状況ではこう話せばいいんだな」ということが分からないと、話すことも書くこともできないんです。
これらの、いわゆるスピーキングやライティングがアウトプットといわれます。
海外にいて周りが常に英語という環境なら自然とインプットできるので、周りの人を真似して話すこともできるでしょう。
でも日本にそんな環境あるのか?
日本にいる社会人が勉強するとなれば、周りは基本的に日本語しかないということを理解してインプットをたくさんする必要があるんです。
そうして脳内に英文法や単語の引き出しを作り、必要なときに引き出しから知識を取り出すわけです。
これでやっと話したり書いたりできるようになります。
ということで、最初から無理して喋ろうとせず、まずはインプットから始めましょう!
簡単な英文法を理解しよう
最初のインプットは簡単な英文法から始めるといいです。
文法は話したり書いたりするときの大枠、土台になるもの。
ここの理解が足りていないと文章を作れないというわけ。
中学生レベルでも良いので、3単語くらいの短い文章を作れるように英文法を勉強します。
初心者におすすめの無料英文法アプリは次の2つ。
・英語物語
・Duolingo
英語物語はストーリーのあるゲーム形式で、英文法や単語の勉強ができます。
基本的に制限時間以内に4択問題に答えて敵を倒していくもので、勉強が苦手な人でも楽しめるようになっています。
キャラクターもゆるいデザインで可愛い。
イベントでは他のユーザーと協力して敵を倒したりできる。
英検やTOEICなどのレベルの高い問題もあり、英語力が高くなっても遊べる。
解説もしっかりしているのもいいところ。
次にDuolingo。
これはゲーム形式ではない学習アプリだけど、初心者向けに作られててわかりやすい。
毎日5分程度ちょっとずつやれるので、スキマ時間にはピッタリ。
本当に基本的な文法から勉強できるので、中学生レベルからやり直したいなら向いてる。
問題はほとんどが和訳と英文作成。
解説は不十分だけど、ユーザー同士で話すフォーラムがあって、わからないところは相談できる。
結構ヒントになることが書いてあることもあるので、わからない問題はフォーラムをチェックするとタメになる。
単語力をアップして幅を広げよう
基本的な英文法を理解したら、より幅広い文章を作れるように単語を勉強します。
英文法→単語という勉強をすることで、英作文が文法という枠の中に単語を当てはめるだけになります。
できれば普段自分が使うような単語を覚えていくといいです。
仕事で必要だったり、生活に使っているものだったり、趣味のものだったり。
自分とは全く無関係の縁のない単語を覚えても、使わないのでそのうち忘れてしまうから。
単語力をアップさせるアプリがあります。
英語物語やDuolingoでも単語の勉強ができますが、次の無料専用アプリがおすすめ。
・mikan
・HAMARU
mikanは英単語と意味を繰り返し見ながら覚えていこうというもの。
いわゆる単語カードのアプリ版で、初心者でも操作がわかりやすい。
学校のテストや受験勉強などで使ったことがある人も多いハズ。
学生時代の単語カードは自分で作るのが面倒でしたが、アプリなら最初から入っているのでラク。
HAMARUはTOEICの単語も勉強できる英単語アプリです。
上から落ちてくる単語の意味を瞬時にタップして消していくというパズルゲーム的なもの。
暇つぶしにもちょうどよくて、「ちょっとだけやっとく」ってことができるアプリ。
音声を聞いた瞬間にタップするくらいになると、相当記憶に定着します。
しかもBGMがオシャレで癒やし系なのもいいところで、集中力が高まります。
ユーザーからの評価も非常に高いのでめっちゃおすすめ。
なかなかここまで感覚的に単語を覚えるアプリはないので、一度試してみて。
リスニングと発音は同時進行で
次にリスニングの練習です。
聞き取りができれば会話もできるようになりますからね。
ここでおすすめなのはリスニングのトレーニングと発音のトレーニングを同時にすること。
なぜかというと、人間は自分で出せる音を聞き取れる能力があるからです。
逆に言えば、発音できないとリスニングが難しくなります。
どうやって勉強するかというと、リスニングをしながら真似して発音するという方法がベスト。
CDと参考書を用意しないとできないタイプだと、準備が面倒なのでアプリが良いでしょう。
時間があればアニメやドラマを見ながらしゃべるという方法もあり。
おすすめのアプリは以下の通り。
・TOEIC 出る単特急 金のフレーズ
・NHK WORLD TV
金のフレーズはTOEIC対策でおなじみの単語集です。
有料の参考書なのですが、無料で音声がダウンロードできます。
単語だけでなく、短めのフレーズもリスニングできるようになってるので真似して言いやすい。
私はスマホに入れておいて、移動中など暇な時に聞くようにしてました。
NHK WORLD TVはNHKが放送している国際放送です。
日本を中心としたアジアのニュースを見ることができます。
日本語では見れないのですが、多言語で発信しているので英語のリスニングに使えます。
しかも無料なのがいいところ。
ただ、ニュース番組なので難易度が高めなのと、字幕が一致しないことがあるのでそこが欠点かな。
最後はアウトプットをしよう!
英語を勉強しているとついついインプットに偏りがち。
使う機会がないと、せっかくインプットしてもどんどん記憶から消えていってしまう。
たとえインプットが不完全でもとにかくしゃべる機会があれば上達が早いです。
これは、英語を始めとして言語そのものが、音楽や体育のような体で身につけていくものだから。
ではアウトプットに最適な方法は何かというと、次のもの。
・独り言
・スタディサプリ
まずは独り言から始めます。
特に長い文章をしゃべる必要はなくて、短い文章でOK。
普段、日本語で考えたりポロッと言ってしまうようなことを英語で言うようにします。
例えば、昨日あったことや、今やりたいことです。
「お腹がすいたからなにか食べたい」とか「昨日ちゃんと寝てないから眠い」とか。
なんてことない独り言を英語にする習慣をつけると、英語で考えて英語で文章を作るトレーニングになります。
次にスタディサプリというアプリを使う方法。
このアプリはアウトプットに特化したアプリで、スピーキングとリスニングを徹底的にトレーニングできる。
講師が相手じゃないので、なにか言い間違えて失敗しても恥ずかしくない。
しかも講師がいないからこそ、時間を気にせずスキマ時間にパッとできるのも良い。
アプリなのに高性能で、自分の発音のミスを正確に指摘してくれる。
初心者でも気兼ねなくアウトプットの練習ができるから、いきなり外国人と話すのはハードルが高いと感じる人ほどおすすめ。
欠点としては、毎月2000円程度の有料サービスというところ。
どうしても無料がいい場合は、アプリでアウトプットするより徹底的に独り言が一番効率が良いです。
(他人に聞かれると変な人だと思われる可能性も…)