今の時代はどんどん国際化が進み、英語の需要や重要性が高まっています。
企業や進学などでも、英語力は能力を判断する重要なポイントとなっています。
今後の人生をより豊かにするためには、どうしても英語の勉強は欠かせません。
お子さんにも英語の勉強をさせておくと受験から就職まで有利になるので、英検はとっておいてほしいですよね。
そこでこの記事では、英会話スクールの「シェーン英会話」で英検対策をした体験談を書きました。
実際に体験してわかったメリットやデメリットがあります。
注意点もあるので、是非参考にしてください。
目次
英検対策コースを受講
そもそもなぜシェーン英会話を選んだかと言うと、月謝制という点があるからです。
このスクールならその都度お金を使って、いつの間にか大金を使っていたという心配がないからです。
しかも指導歴は40年以上ということで、安心感があります。
試験直前の対策コースもあるようですし、出遅れていても間に合うかもしれませんので、試してみることにしたというわけです。
無料体験レッスンの予約は公式サイトからできます。
希望日や希望時間帯などを入力し、少人数レッスンか個人レッスンを選びます。
英検対策コースの場合、「英検対策を希望の方は、チェックを入れてください」という欄があるのでチェックを入れます。
確認の電話がかかってくるので、そこで日程について確認し、最終的な予約となります。
当日は、受付を済ますとアンケートを渡されます。
受講目的や英会話スクールの経験などの質問がありますので、チェックを入れて回答します。
体験レッスンは20分で、フィードバックが25分となります。
レッスンはネイティブ講師との一問一答形式で質問に答える他、質問文の作成などをして終わります。
レッスン時間が短いので細かい解説はなく、わからないところはヒントを出してくれます。
無料体験レッスンは英語力を判定するためのものなので、割とざっくりしていますが、こんなものなのかな～という感じです。
英検対策コースの詳しいレッスン内容は次で説明します。
レッスン内容
シェーン英会話の英検対策コースは、通常の英検対策レッスンと、短期集中レッスンがあります。
さらに個人レッスンと少人数レッスンに分かれますが、内容は基本的に同じです。
無料体験レッスンでは20分のレッスンでしたが、実際のレッスンは50分です。
英検対策レッスンの内容
5級から2級までの対策ができるのですが、内容は次のように分かれています。
【5級】現在形・代名詞・疑問詞・助動詞（can）・前置詞・命令文・現在進行形
【4級】5級の内容・過去形・助動詞・不定詞・動名詞・比較表現
【3級】4級までの内容・現在完了形・間接疑問文・分詞・関係代名詞・比較
【準2級】3級までの内容・自動詞と他動詞・完了形（過去・未来）・関係副詞・仮定法過去等
【2級】準2級までに学習した文法を活用した読解力、英作文力、リスニング力の強化、応用表現
基本的に英文法を学ぶようになっています。
試験に必要な英文法を学びつつ、模擬問題を解いて実際の試験を行います。
さらに、3級、準2級、2級のレッスンでは、2017年から追加された英作文の指導もあります。
英検短期集中レッスンの内容
一次試験と二次試験の対策に分かれています。
英検の一次試験は筆記、二次試験は面接となっているため、それぞれ内容が異なります。
一次試験対策は、各級で重要性が高い文法、語彙、言い回しなどを身につけます。
そして模擬問題を何度も繰り返すことで、試験問題に慣れていきます。
何度も解くことで得意なところと苦手なところを明確にして、講師の解説で理解を深めていきます。
二次試験対策は面接の流れを練習します。
入室
問題カードの黙読、音読
質疑応答
退室
という流れを、講師と一緒にシミュレーションします。
入室から退室までの注意点の他、質問の答え方やミスしやすいポイントなどの解説をしてくれます。
全く練習せずに面接するのと、直前に練習しておくのでは、技術的にも精神的にも余裕がでてきます。
特に日本人は面接で緊張しやすいので、パニックになることもあります。
普段ならわかるはずの質問が聞き取れずに、試験に落ちることもあります。
ノリでどうにかなると思わず、しっかり対策しておくことをおすすめします。
メリットとデメリット
シェーン英会話で英検対策をすることのメリットとデメリットを考えてみました。
良いところと悪いところを両方理解して、自分にあうスクールかを見極めましょう。
メリット
シェーン英会話で英検対策をすることのメリットは、次の7個です。
・継続して勉強しやすい
・仲間ができてモチベーションアップ
・講師と直接会話できる
・英作文の指導もある
・短期集中レッスンもある
・ネイティブ講師と日本人講師のレッスンがある
・月謝制と回数制を選べる
シェーン英会話は講師と直接やりとりしながら勉強できる他、少人数レッスンもあって勉強仲間ができる環境です。
お互い刺激しあうことでモチベーションを維持しやすくなるので、続けて勉強しやすいです。
ただ英検対策として問題を解くだけでなく、英作文の指導もしてくれます。
2017年から3級以上の英検にはライティングという英作文問題が追加されました。
シェーン英会話ならバッチリ対策可能です。
シェーン英会話は、通常の英検対策レッスンの他、試験直前の対策としてのレッスンもあります。
じっくり準備できるなら通常のレッスン、直前で時間が無い状態で対策したいなら短期集中レッスンを受けるのが良いと思います。
月謝制と回数制の支払いがありますが、通常の英検対策レッスンが月謝制、短期集中レッスンが回数制となります。
毎月一定の金額のほうが安心なら通常レッスンで、回数制で一気に対策したいなら短期集中レッスンが良いです。
講師は日本人講師のみの指導と、ネイティブ講師と日本人講師2人で指導するコンビネーションの2つから選べます。
ネイティブ講師からリアルな英語を聞く機会を増やすことが可能ということです。
デメリット
次に、シェーン英会話で英検対策をするデメリットです。
・準1級、1級の対策がない
・少人数レッスンは5～3級まで
・レベルでクラスがわかれる
シェーン英会話の英検対策は、5級～2級までとなっています。
準1級、1級の対策はありません。
2級はだいたい高校卒業レベルの英語力となります。
つまり、シェーン英会話の英検対策は、基本的に高校生までを意識して指導していると考えられます。
もちろん大人でも受講可能ですが、どちらかというと、英検を受ける予定のあるお子さんがいる家庭向けのスクールかもしれません。
また、少人数レッスンは5級～3級までしかありません。
準2級、2級は個人レッスンのみになります。
少人数レッスンのクラスは英語レベルによってわけられます。
あまりに英語ができないと、年下の子たちの中に入る可能性もあります。
逆に成績が良いと年上の子たちの中に入るわけです。
こうした環境がプレッシャーに感じる子もいます。
個人レッスンと少人数レッスンどちらが良いか、お子さんやスタッフの人とよく相談しながら決めてください。
大人であれば、子どもたちの中に入って受講するより、個人レッスンを受けるほうが勉強しやすいかなと思います。
シェーン英会話の料金
通常の英検対策レッスンと、短期集中レッスンがあります。
日本人講師のみと、日本人講師とネイティブ講師のコンビネーションレッスンがあります。
<h3英検対策レッスン
こちらは月謝制になっています。
50分のレッスンを毎週1回行います。
（年間で44回）
個人レッスン日本人講師：26,400円
個人レッスンコンビネーション：19,800円+ネイティブ講師レッスン料
少人数レッスン：8,800円+ネイティブ講師レッスン料
<h3英検対策短期集中レッスン
一次（筆記）試験と二次（面接）試験の対策に分かれています。
一次試験対策は50分×12回（3ヶ月）、二次試験対策は50分×4回（1ヶ月）となっています。
こちらは月謝制ではなく回数制となります。
一次試験対策
個人レッスン日本人講師：87,450円
個人レッスンコンビネーション：66,000円+ネイティブ講師レッスン料
二次試験対策
個人レッスン日本人講師：29,150円
個人レッスンコンビネーション：22,000円+ネイティブ講師レッスン料
<h3入会金や管理費も必要
受講費の他、入会金やスクール管理費も必要になります。
大人：20,000円
高校生以下：15,000円
スクール管理費（月額）：1,250円
テキスト代は受講者のレベルによって変わります。
カウンセリング時の注意点
無料体験レッスンでは、レッスンの後に日本人カウンセラーからフィードバックがあります。
このカウンセリングでの注意点がありますので覚えておいてください。
カウンセリングでは、結構早くフィードバックが進んでいきます。
その後、スクールのシステムやレッスンの料金などの説明があります。
スクールについて気になるところがあるなら、パッと質問するようにしてください。
たまたま急いでいただけなのかもしれませんが、他に質問するタイミングはありません。
私が体験したときにはしつこい勧誘などはありませんでした。
カウンセリングはササッと終わってしまうので、この点だけ注意が必要です。
体験後の勧誘後の断り方
シェーン英会話に限らず、無料体験レッスンをした後に、合わないことってあります。
他のスクールも体験してから決めたいということもあるでしょう。
そんな時に困るのが、勧誘を断るのが怖いということです。
私の体験やネットで調べた限りでは、シェーン英会話ではしつこい勧誘をされたという報告はありません。
しかし、シェーン英会話以外のスクールでも役に立つので、覚えておいて損はありません。
断り方はズバリ「はっきり言う！」です。
今回は見送ります、他のところも調べたいので今回はやめておきます、といったようにキッパリ断ると良いです。
それでもしつこく勧誘してくるようなら、消費者センターに相談してください。
消費者センターでは、しつこい勧誘トラブルの相談を受け付けています。
こうしたところにきちんと相談して報告することで対処してくれたり、対応方法を教えてくれたりします。
困ったら是非活用してください。
