仕事で時間がない中、職場からTOEICを受けろと言われ、どうしたら良いかわからない!
そんな社会人も多いでしょう。
いまはどの会社も英語力を評価する時代です。
でも、英語が苦手だった人間からするとTOEICって難しい試験というイメージ。
勉強も続けられるか心配ですよね。
そこで、この記事では社会人が3ヶ月で300点をとる方法を解説します。
時間がなくても大丈夫!
3ヶ月あれば、間に合います!
3ヶ月で300点の学習方法
3ヶ月でTOEIC300点を目指すための学習方法をお教えします。
次の4つが大事なポイントになります。
・スケジュール管理
・英文法
・英単語
・リスニング
それぞれ説明します。
スケジュール管理
TOEICで300点を目指すレベルというのは、中学生レベルの英語力がない人です。
つまり、これまで学生時代も含めてまともに英語を勉強してきていない人ということ。
苦手な英語を勉強すると思うと、気が重くなるかもしれません。
そこでまずは、勉強の習慣をつける必要があります。
どうするかというと、「毎日の学習スケジュールを決める」が答えです。
例えば、「英単語を1日50個」とか「問題集を1章」などです。
時間を確保する方法は後ほど紹介しますが、必ずやって1日を終えます。
明日で良いや、週末にまとめて、ということは絶対にNG!
毎日やってルーティーンにすることで、勉強が習慣になります。
そのためには、スケジュール管理が非常に大切。
最初にやるべきことは、1日の勉強時間の確保。
そして自分で決めたルールを守って、習慣化することです。
その上で、1~2ヶ月目は基本的な英文法と単語、リスニング。
3ヶ月目からは週末の時間があるときに、過去問を使って本番を想定した模擬テストもやりましょう。
英文法
300点を目指すレベルというのは、中学生レベルの英語力がない、というレベルです。
そしてTOEICでは英文法の問題がたくさん出ます。
つまり、まずは中学生レベルの英文法を身につけることが重要。
英語の基本的な部分になるので、ここがおろそかになるとスコアがまったく伸びません。
文法の勉強法でおすすめなのは次の2つ。
・参考書を何度も繰り返し読む
・説明する
参考書はなんとなく気に入ったのを1冊だけ使えばいいです。
何冊も大量に買う必要はありません。
英文法は英語の基礎なので、どの参考書も解説や絵の量などが違うだけで、内容は変わらないからです。
徹底的に1冊を何度も何度も繰り返し読みます。
1回ですべて理解しようと思わずに、繰り返し読むことが大事です。
何度も読むことで頭に入ってきます。
さらに覚えた内容を誰かに説明できるようになると、より深く覚えられます。
実際に相手がいなくても、頭の中で説明をします。
よく理解していないところは、言葉がにごって説明がぼやけます。
そこが弱点だとわかるわけです。
英単語
英単語は毎日少しずつやるしかありません。
一気に完璧に覚えようとすると大変なので、コツとしては、1日新しい単語を50個&昨日のを50個復習などです。
どういうことかというと、単語帳1ページを完璧に覚えてから次、というやり方は効率が悪いんです。
たくさんノートに書いて覚えるという、漢字の書き取り的なやり方はNG。
単語は、何度も見るものから覚えていきます。
つまり、繰り返すことが大切。
覚えられていなければチェックを付け、明日もう一度見直す。
また覚えていなければチェック。
こうしてチェックが増えていくものほど、覚えられていないもの=復習が必要なものとなります。
チェックしていないもの=覚えているものは飛ばしてOK。
なるべく考えずに一瞬で意味がわかるようになりましょう。
このとき頭に浮かべるのは、日本語の文字ではなく、絵や映像のほうが印象に残りやすいです。
とにかく瞬発力が大切なので、なるべく1秒以内に答えられるようになりましょう。
リスニング
TOEICのリスニング問題対策で最も良いのは、公式の問題集です。
CD付きで問題を読み上げてくれるので、何度もCDを聞きながら問題をときます。
さらに音読するとベスト。
人間は自分で発音できる音を聞き取る能力があるからです。
自分で英語を発音できれば、問題のリスニングもできるようになるというわけ。
なお、聞いているだけで英語ができるようになる、という教材はダメ!
あれは、あくまでも英語が英語として聞き取れるレベルの人の教材です。
TOEIC300点を目指す人が使う教材ではありません。
勉強時間を確保する方法
200点から300点に上げるために必要な時間は、100時間程度とされています。
200点はすべてカンで選んでも取れる点数です。
そのため、3ヶ月で100時間の勉強時間が確保できればOK!
社会人が勉強時間を確保するには、スキマ時間を使うのがイチバン。
つまり、移動中やトイレ、お風呂、料理中、食事中などなど、あらゆるスキマ時間を見つけて勉強します。
大変ですが、仕事の休憩時間も勉強に当てたいところ。
これはTOEICでハイスコアを出すような人もやっている勉強方法です。
スキマ時間にサッと勉強するなら、スマホでできるアプリを利用するのがベスト。
例えばスタディサプリなんかがおすすめ。
英会話コースとTOEICコースがあるので、TOEICコースを選べばOK。
他にも聞き流しできる教材をつかうと良いです。
例えば、「出る単特急 金のフレーズ」はテキスト+音声で評価が高く使いやすいです。
一方で、TOEICは面接がないため、オンライン英会話はあまり効果を発揮しません。
レッスンのために時間をあける必要があるので、スケジュール管理も難しくなります。
ただ、TOEIC対策のコンサルタントを受けられるタイプの英語スクールであれば利用する価値あり。
勉強スケジュールを決めてもらい、それに従って勉強するというタイプのスクールです。
ただし高額なことが多く、300点を目標に利用するのはコスパ悪いかな。
遊ぶ時間も確保したいなら、先に勉強を終わらせてしまうことをおすすめします。
「あとで遊べるぞ」と思いながら勉強するとモチベーションを保てるからです。
どうしても時間がない場合は、朝早起きすると良いです。
30分で良いので早起きして、勉強時間にあてると有効。
遊ぶ時間も確保しやすいです。
挫折しそうなときに意識すること
300点は中学生レベルの英語力です。
はっきりいいますが、決して難しくありません。
なぜなら、TOEICは4択問題。
全部適当に選んでも、200点くらいにはなるんです。
そこからちょっと自信がある部分で点を取れば、300点はゆうに超すことができます。
3ヶ月間勉強している間は、不安でいっぱいだと思います。
ですが、実際300点以上のスコアを半数以上の人がとっています。
200点になると10%前後にまで下がります。
本当にまったく勉強していないということがなければ、300点はなんとかなります!
たまには息抜きもしつつ、3ヶ月間粘りましょう!
試験を受けたら、きっと自信がついて成長を実感できるはずです!
テスト当日のポイント
わからないところは諦めてカンでいきましょう。
よく考えればわかる問題もありますが、目標300点なら、パッとわからなければ飛ばしたほうが良いです。
一番悪いのは、時間が足りなくなって解答できなかったという失敗。
解答用紙は全て埋めなければもったいない、でもじっくり解いたら時間が足りない。
ハイスコアを目指す人にもある悩みです。
後で戻ってくればいいので、なるべく先に進むことを意識したほうが、結果的にスコアが高くなります。
とくにリスニング問題は、考えている間に次の問題の読み上げが始まってしまうことが多いです。
何言ってるのかわからん、図などをみて予想もつかない、という場合は飛ばします。
リーディングは後半に長文読解問題が続いています。
先に長文読解を進める人もいるのですが、目標300点なら短文や図のある問題を優先したほうが良いでしょう。
緊張すると思いますが、落ち着いてゆとりをもって試験に挑みましょう!