ENGLISH JOUNALの英語勉強法!アプリ活用術付き

TOEICやTOEFLといったテストでは点数を取れるのに、ネイティブが映画やドラマで話す英語になると何を言ってるか全然わからない、こんな悩みを持っている方、たくさんいるのではないでしょうか?

そんなあなたにおすすめするのが、ENGLISH JOUNALを活用した勉強法です。

この雑誌は、勉強のために録音された綺麗な発音の教材だけではなく、有名な俳優のインタビュー等を題材にして、実際にネイティブが使う英語を学ぶ事ができます。

ただ雑誌を読むだけでももちろん勉強になりますが、以下の学習方法がオススメです。

*まずは雑誌購入とともに、アプリをダウンロード(CDではなく、必ずアプリを使用)

1:1回目は文字を見ないで音源を聞く。
   今のリスニング力を確認しましょう。

2:2回目は、記事を読んでわからない単語をチェック 

3:3回目は、もういちど文字を見ないで音源を聞く。
   きっと最初より聞き取れるはずです。

4:3回目で聞き取れなかった苦手な部分を集中的にリスニング。
   アプリを使えば苦手な部分を選択して連続再生したり、再生 度を変更する事ができます。
   最初はゆっくりの速度で再生し、徐々に再生速度を上げつつ、音源を聴きながら10回は自分でも発声しましょう。

ここまでの流れを繰り返し練習していけば、3ヶ月程度でかなりの成長を実感できるでしょう。

是非、試してみてください。

ENGLISH JOUNALの勉強ではアプリを使い倒せ

ちなみにENGLISH JOUNALを最も効率的に活用するためには、是非ALCOのアプリをダウンロードすることをおすすめします。

このアプリを活用するメリットとして、

1:アプリでは、9段階の再生速度調整が可能

聞き取れない箇所があっても、速度を落として練習する事ができます。

私の場合は、聞き取れない箇所があった場合は大体0.5倍速で再生し、0.7倍速→0.8倍速→1倍速→1.2倍速→1.5倍速 と徐々に再生速度を上げて練習するようにしています。

この練習をする事で、単語と単語の音の繋がり(リエゾン)がよく分かる様になります。

*リエゾン(Liaison)とは、元々はフランス語に置いて通常は発音しない語尾の子音が、次の語頭の母音と繋がって発音されることをいう。

(例)Check it out! は、「チェック イット アウト」ですが、ネイティブが発音すると「チェッケラゥ」となります。

この様な繋がりがよく理解できる様になります。

2:独自の機能「A〜Bリピート再生」が使える。

  CD音源を用いてリピート再生する場合、自分の聴きたい所だけではなくトラック全体が再生されてしまいますよね?

アプリを使えば、”このセリフだけうまく聞き取れない”と言った箇所に絞って集中的にリピート再生が可能です。

(例えば、12秒〜16秒のところだけ等)

初回で聞き取れた単語は何回も繰り返して練習する必要はありません。

初回で聞き取れなかった苦手な部分だけに限って練習する事で、学習の成長スピードを大幅に上げる事ができますよ。

3:音声の再生だけでなく、実は記事も読めちゃう。

英語の勉強は通勤中に、でも電車の中だと雑誌を広げることもできないよな。

そんな心配もありません。

音声だけでなく、アプリ内で記事を読むことも出来ますので、音声を聴きながら記事を読む事もできます。

(ちなみに私は、夜自宅では雑誌を使って集中的に勉強。

通勤時間を利用してアプリで簡単に復習といったサイクルで学習内容を定着させてます)

ちなみに、アプリのダウンロードはENGLISH JOUNAL内に掲載されているQRコードを読み取るだけなので、

非常に簡単です。

是非ダウンロードしてみて下さい。

勉強するにはどれぐらいの英語レベルが必要か

ちなみに、ENGLISH JOUNALを使って勉強を進めていくためにはTOEIC700点程度の基礎学力をすでに身につけている事が望ましいです。

なぜなら、俳優や著名人たちのインタビュー記事は学習用に作成されたものではないので、不規則な文法が散見されます。

その際に、既に基礎が身についている方であれば「今は少し口語的に崩して話しているんだな」と理解する事ができますが、基礎が身についていない方であれば、少し混乱してしまうかもしまったり、間違えて覚えてしまう事もあるかもしれません。

また、NHK WORLD NEWS などの英語ニュース番組や教材と比べて、話すスピードが速い場合もありますので、まずはある程度の基礎を身につけてからチャレンジしてみるのが望ましいでしょう。

ENGLISH JOUNALのメリット

数ある英語教材の中で私がENGLISH JOUNALをオススメする理由は3つです。

1つ目は、生きたネイティブの英語を学べる事。

勉強用に綺麗に発音された音源だけではなく、ネイティブの方が実際に話すスピードや表現を学ぶ事で、テストの点数をあげるというよりもより英語を楽しめる世界が広がるでしょう。

実際に、英語の映画やドラマの聞き取り能力が格段に上がりました。

2つ目は、世界の様々な国の英語を学べる事。

英語は全世界中で話されており、実はネイティブよりも非ネイティブの話者の方が多いです。

ですので、英語を使って世界中で活躍したいと考える人にとってはアメリカ人・イギリス人の英語だけではなく様々な国で使われている英語に触れておくことはとても良い経験になります。

ENGLISH JOUNALでは、様々な国で話されている英語を取り上げるため、この様な経験をつんでいく事ができます。

3つ目は、そもそも読み物として面白いからです。

最新映画、名作文学、科学、アメリカ・イギリスのカルチャー、世界のニュース等、分野を問わず様々なテーマの記事が毎月掲載され、英語を学ぶということだけではなく、自分自身の知見を大きく広げる事ができるでしょう。

ちなみに私自身、特に楽しみにしているのが最新映画関連のインタビューです。

最近では、「フォードVSフェラーリ」や「アイリッシュマン」出演俳優の制作にまつわるインタビュー記事を読んで、興味を持ったので実際に映画を見たところ、何も前情報がなく映画を見るよりも、より感情移入をして楽しむ事ができました。

ENGLISH JOUNALのデメリット

では、デメリットはないのでしょうか?

ENGLISH JOUNALの記事は全て英語で書かれているわけではなく、日本語で書かれているコラムなどもあります。

人によっては、日本語情報を一切取り入れず、なるべく英語だけに接しながら勉強を進めたいという方もいると思いますので、その様な方には少し余分だと思ってしまうページもあるかもしれません。

また、ネイティブの生きた英語を学ぶにはもってこいの教材ですが、やはり基礎から体系的に学びたいという方は、文法や単語に特化した参考書を選ぶことをおすすめします。

ENGLISH JOUNALのバックナンバーの購入すべき?

ちなみに、ENGLISH JOUNALを読み始めた方は、是非最新号だけでなくバックナンバーを一度チェックする事をおすすめします。

ENGLISH JOUNALは毎月違った学習テーマを設けており、バックナンバーを遡れば自分が苦手としている部分を取り上げた号があるかもしれません。

私は”発音”に対して苦手意識を持っていたので、発音がテーマのバックナンバーを購入し、集中的に勉強しました。

ちなみに、バックナンバーについても楽天マガジンにて1年分程度読む事ができるのでそちらを使うことをおすすめします。

(参考)バックナンバー サブタイトル抜粋
2020年6月号:ビジネス英語最前線
2020年5月号:多義語の真実
2020年4月号:新時代の英語学習
2020年3月号:冠詞神経
2020年2月号:発音 ハッキリできていますか?
2020年1月号:あなたの知らない世界の英語
2019年12月号:英語で旅するロンドン
2019年11月号:教養のための美術英語
2019年10月号:NETFLIX huLu フル活用ガイド
2019年9月号:ROCKETMAN
2019年8月号:英語でコミックを読む
2019年7月号:G20 大阪サミット開催 英語で時事問題にトライ
2019年6月号:英語で語る恋愛♡結婚

どのコンテンツで勉強するのがオススメ?

ENGLISH JOUNALは毎号豊富なコンテンツが収録されており、「分量が多すぎて一ヶ月だと勉強しきれない。」という方もいるかもしれません。

心配ご無用です。

肩肘張らずに、気楽に、自分の好きなコンテンツだけを勉強していっても良いと思います。

私の場合は映画が大好きなので、必ず映画関連コンテンツだけは欠かさず毎月勉強し、取り上げられた映画も必ず見るようにしています。

ビジネスマンであれば、ワールドニュースだけは必ず勉強すると決めて取り掛かるのも良いと思います。

ただ、実は絶対に取り組むべきコンテンツが1つだけあります。

それは、「Let’s talk about you あなたに10の質問」です。

これは、毎月一つのテーマについて10の質問があり、それに対する自分の答えを自分なりに英作文するコーナーです。

日本人に多いのは、これは学校教育の影響も多いのですがインプットに偏って、アウトプットを疎かにする傾向があります。

このコーナーでアウトプットの練習をする事で、自分が話したいことをどれだけ英語で自分が表現する事ができるのかというレベルチェックをする事ができます。

最初は短い回答しか作れないと思いますが、慣れてきたら徐々に質問に対する回答を長くできる様に挑戦してみましょう。

是非、5W1Hを意識して英作文するといいですよ。