骨伝導イヤホンを使えばシャドーイングが効率よくできると、ウワサになっているので実際に購入して使ってみました。
私が骨伝導イヤホンをシャドーイングに使ってわかったデメリットとメリットをお伝えしていきます。
結論だけ、先にお伝えすると「骨伝導イヤホンはシャドーイングにおすすめできない」です。
その理由等を詳しく、説明していきます。
目次
骨伝導イヤホンを英語学習に使ってみた
骨伝導イヤホンを使って分かったことを説明していきます。
まずは、使って分かったデメリットからです。
骨伝導イヤホンのデメリット
骨伝導イヤホンを使って始めて分かったデメリットは、次の4つです。
・周りの音が聞こえる
・音量をあげると周囲に音が漏れる
・音質が悪い
・メガネやサングラスと同時に使えない
それぞれ説明します。
周りの雑音が聞こえる
ご存知のとおり、骨伝導イヤホンは耳をふさがないので、周囲の音も聞こえます。
この骨伝導イヤホンの特徴がデメリットとなってしまいます。
自宅と屋外の両方で使ってみたのですが、はっきりと言ってしまうと屋外では使えません。
というのも、周りの音も聞こえてしまうので、ファミレスやスタバ等では音が聞こえにくいです。
音漏れしない小さな音で、聞くには耳栓をする必要があります。
(耳栓をすると、理由はわかりませんがすごく音が聞こえやすくなります)
でも、耳栓をするぐらいなら、骨伝導イヤホンを使う意味はありませんよね。
音量をあげると周囲に音が漏れる
音を聞こえやすくするために、音量を上げますよね。
でも、音量を上げると激しく音が漏れてしまいます。
周りの人にも聞こえるぐらい音漏れするので、音量をあげることはできません。
漏れ方は、イヤホンのようなシャカシャカとした音漏れではなく、スピーカーのような周りの人が、はっきりと聞き取れる音が漏れます。
音質が悪い
骨伝導イヤホンは、通常のイヤホンなどに比べると音質が悪いです。
ですので、音楽を楽しんだり、映画など臨場感を楽しみたい場合には向いていません。
ただ、リスニング程度なら問題ありません。
色々な骨伝導イヤホンのレビューを見ましたが、音質が良いとのレビューは1件もありませんでした。
メガネやサングラスと同時に使えない
骨伝導イヤホンは耳にかけて使うため、メガネやサングラスと同時に使えません。
普段メガネを掛けている場合、骨伝導イヤホンを買う前に、メガネと一緒に使えるかどうかを調べたほうが良いです。
ほとんどの製品が、眼鏡と同時に使うことができないです。
当然、私が使った骨伝導イヤホンも眼鏡をしながら使えませんでした。
骨伝導イヤホンのメリット
次に、骨伝導イヤホンを使って感じたメリットについて説明します。
メリットは次の2つがあります。
・疲れにくい
・自分の声が良く聞こえる
それぞれ説明します。
疲れにくい
骨伝導イヤホンは、耳をふさがないので長時間使っていても、疲れにくいです。
普通のイヤホンでも、疲れないって思うかもしれませんが、骨伝導イヤホンの方が私は疲れにくかったです。
理由はよくわかりませんが、後頭部側にイヤホンの機器があるので、疲れにくのかもしれません。
自分の声が良く聞こえる
耳をふさがないので、自分の声がよく聞こえます。
普通のイヤホンやヘッドホンを両耳に着けていると、自分の声が聞こえにくいです。
骨伝導は、自分の声が良く聞こえるので、発音が間違っていないか確認が簡単にできます。
また、耳をふさがないので、自宅のインターホンを聞き逃すこともありません。
このように骨伝導イヤホンは、メリットよりもデメリットの方が多いように思います。
普通のイヤホンとの違い
骨伝導イヤホンを使ってみて感じた普通のイヤホンとの違いは、次の2つです。
・耳が疲れにくい
・英語の発音が聞き取りやすい
それぞれ説明します。
耳をふさがない
骨伝導イヤホンは普通のイヤホンと違って耳をふさぎません。
音の出る部分をこめかみに当てて使います。
そのため、耳の圧迫感がありません。
耳をふさがないため、周りの音も聞くことができることや、疲れにくいという特徴があります。
英語の発音が聞き取りやすい
自分の声が普通のイヤホンと比べると聞き取りやすいです。
普通のイヤホンの場合、片耳にイヤホンを付けて自分の発音を確認しますが、骨伝導は両耳にイヤホンが付いていないです。
たったこれだけの違いですが、自分の声は非常に聞き取りやすいです。
ウェアラブルスピーカーとの違い
次に、骨伝導イヤホンはウェアラブルスピーカーと何が違うのかを説明したいと思います。
ウェアラブルスピーカーの特徴は「肩に乗せて使う」ことです。
肩に乗せて使う
ウェアラブルスピーカーは肩に乗せて使うタイプのスピーカーです。
耳に向かって音を出し、臨場感のある音を楽しむことができるというものです。
耳に当てないという点は骨伝導イヤホンと同じですが、少し使い方が違います。
ウェアラブルスピーカーは、スピーカーを肩に乗せているだけなので、どうしても周りに音が聞こえてしまいます。
そのため、自宅では使えますが、屋外では周りに迷惑がかかるので使うことはできません。
まとめ
骨伝導イヤホンで英語学習をしてわかったことを説明しましたが、いかがだったでしょうか。
もう一度まとめまておきます。
骨伝導イヤホンのデメリットは4つあります。
デメリット
・周りの音が聞こえてしまう
・音量をあげると周囲に音が漏れる
・音質が悪い
・メガネやサングラスと同時に使えない
骨伝導イヤホンのメリットは2つあります。
メリット
・耳が疲れにくい
・英語の発音が聞き取りやすい
自分で使って思ったことは、わざわざ骨伝導イヤホンを購入する必要はないとってことです。
今、お持ちのイヤホンを片方だけ付けて、学習するだけで十分です。
骨伝導を一度、体験してみたいって場合は、購入すればいいでしょうが、おそらく私と同じですぐに使わなくなると思いますよ。
普通のイヤホンやヘッドホンがあれば十分です。